HOME> ヘッドライン> 取材する人、される人。あ~あ、怒っちゃった
FM-N1ヘッドライン

取材する人、される人。あ~あ、怒っちゃった

 「21日から27日まで地方面で毎日、野々市町のことを取り上げることになりました。なんか面白いネタがないかと思って、突然、立ち寄りました」。
 応接室で礼儀正しい青年が立ち上がります。「以前、取材でお世話になったH女史はお元気ですか」と尋ねると、「産休に入りました。私が後任です」と名刺交換を。この人、朝日新聞のN記者が言います。「野々市町って、最初は特徴がない町だと思っていました。でも、カメリアでもらった”のっティ新聞”を読むと、そうじゃないんだと分かりました」「ああ、それ、FM-N1で取材、執筆しているのよ」と私。「ええっ!?僕、朝日に入社する前は、長野のミニコミ誌にいました。記事はもちろん、レイアウトも自分でしていたんですよ。のっティ新聞は読みやすくてデザインも良く、内容の充実した新聞です」「いやあ、どうも。慣れない土地の取材も大変でしょう」なんて具合に、タウン誌・ミニコミ誌談義などで盛り上がりました。
 日ごろは、取材する側なので、取材することに慣れてはいますけれど、取材される側になると”取材される慣れ”のような心構えができてなく、照れたり、戸惑ったりしたものです。それが、2、3年前、制作したラジオ番組が相次いで賞を獲って、取材が続いたあたりから、取材されるコツのようなものが分かってきました。

 なあに、要領よく手短に話す、あるいは、事前に要点や資料をまとめておく(プレスリリース)、痒いところに手が届くような親切な説明とユーモアを心がける、といった取材の基本と同じ、いや、裏表のような関係です。取材されるようになって、取材する技術も磨かれた気がします。こんなことなら、もっと若い時分に取材を受けるような善行をしておけば、取材がもっとうまくなったのに、と冗談を言っています。
 取材と言えば、9月1日夜、福田首相の辞任記者会見がありました。最後の記者の質問に、「私は自分を客観的に見ることができる人間です。私はあなたと違います」と、首相が憮然とした一瞬がありました。記者の質問は「(さまざまの問題や課題を)首相はいつもひとごとのように対応してきた。今回の辞任もひとごとのようだ」といった内容でした。
 相手が怒るような質問をわざとぶつけて、本音を聞きだす方法もあります。反面、怒ったフリをして尻尾をつかませないツワモノもいます。この辺になると、キツネとタヌキの化かし合い。聴くほどに、しゃべるほどに、どこに本音や真意があるのか、余計に分からなくなることも。
 「世の中には2種類の人間しかいない。政治的な人間と、芸術的な人間だ」とは、ある哲学者の言葉です。政治家、芸術家とも毀誉褒貶がつきもの。短い期間でそう簡単には評価が定まりません。好き嫌いもあります。そうそう。首相などを取り囲んで”ぶら下がり取材”する新聞記者の姿がみっともないと、ひところは花形の職業だった新聞記者のリクルート人気が低落傾向にある、と聴いたことがあります。
 ここで、唐突に質問です。政治家と芸術家、それに新聞記者の三つの職業のうち、どれか一つを選ばなければならないとしたら、あなたはどの仕事に就きますか? 私はもちろん、…です。だって、人に感動と希望を与えますから。えっ? 三つともそうだって? そうか。要は、志しだいってことですかネ。
 

Permalink | 2008年9月 2日 18:48 | 梅岡和也

えふえむ・エヌ・ワン おすすめプログラム
英語のつばさ天使 金沢高専ウイングス
おばちゃん日記
KIT Campus Wave
キャンパス・アメニティ
回って歌って80年
ブロークン・タイムマシン
わんわんピース
ヘルシー7デイズ
こんにちは、JICAです。
えふえむ・エヌ・ワン 関連リンク
金沢工業大学
石川県立大学
金沢工業高等専門学校
石川県立野々市明倫高校
こぶし会
サポーター募集!