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宝物を発見した「のっティ新聞」の取材

 いま、「のっティ新聞」12月号の取材で走り回っています。野々市町全世帯に、季刊で無料配布するタブロイド新聞です。前回の9月号では、「音楽が溢れる町・野々市」をテーマに、ビッグ・アップル・イン野々市(11月15、16両日開催)などを特集しました。これはジャズの恒例イベント。ニューヨークからやって来る超一流のジャズ演奏家を目当てに、全国からジャズ・ファンが集まります。講師のジャズ・マンたちの間では「ジャズの町・野々市」と周知されていて、この町を訪れるのを楽しみにしていると言います。しかし、野々市町の宝は、ジャズだけではありません。クラシックにもあるんです。
 それは、町文化会館フォルテに備えてあるピアノです。ベーゼンドルファー「モデル290インペリアル」という希少な名器であることはもちろん、このピアノには、ある偉大な音楽家のサインが記されているのです。その名は、レナード・バーンスタイン。”クラシックおたく”を自称する私がこの話を聴いた最初は、「ホンマかいな!」と眉にツバをつけました。だって、カラヤンと並び称された大指揮者で、名曲「ウエスト・サイド・ストーリー」などを作曲し、ピアニストとしても名をなした、あの天才音楽家ですよ。そんな偉大な人がまさか、一地方の音楽ホールのピアノに…。

 調べて見ると、それは事実でした。詳しくは12月1日付の「のっティ新聞」をご覧ください。自分の趣味、いわばツボにはまった調査や取材というのは、ほんとに仕事がはかどり、筆が進みます。締め切りのはるか前にすらすらと書いてしまい、きょう出稿して「どうだ、一番先に原稿を出したゾ」と喜んでいたところ、先を越されていました。私のツボがクラシックなら、考古学・文献史学のドツボにはまっているM先輩が、サッサと原稿を書いておととい出稿していたのでした。そう言えば、地域古代史にまつわる新発見をしたと欣喜雀躍、金沢工大ライブラリーセンターで日本書紀などを読み漁っていたなあ。
 「のっティ新聞」では、地元のメディアには報道されない”野々市町の宝物”を発掘して、掘り下げて書くように努めています。宝物とは、モノに限りません。ヒトもいます。特に、子どもたち。12月号では、そんな子どもたちをたくさん取り上げました。「フォルテのピアノとバーンスタイン物語」と併せて、ご期待ください。あっ、そうそう。もちろん、「古代史エッセイ」もね。

Permalink | 2008年10月23日 09:08 | 梅岡和也

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