数字のいたずらとインターネット特番
全国で、コミュニティFM局の開局数は230を超えている、と思われる。その大多数が日本コミュニティ放送協会(JCBA)に加盟している。わがFM-N1は開局14年目を迎えており、24番目の開局であるから、業界では古参の部類に入ることになる。
まさか、本当にこれだけの放送局が開局するとは、隔世の感がある。それぞれの地域で、地域に密着した情報を発信する確かな足場を築いていることでしょう。
コミュニティ放送局の初の全国組織として結成された全国コミュニティ協議会(JCBA)時代、当時の会長であった木村太郎氏(ジャーナリスト、ビーチFM代表取締役)は、開局数の目標を330ほどに置いていたことがあった。
当時の全国の自治体数が約3300であったことから、10%を目途にしていたものだった。
ところが、きょう7月31日(金)付の新聞に、全国の町の数が市の数を下回る、という記事が載っていた。今年度末の予想数なのだが、平成の大合併によって町が782に、市が783となって逆転するのだという。人口が5万人を超え、23年度以降に単独市制を目指す野々市町(FM-N1の所在地)はもちろん、まだ町のままである。
市と町の数を合計すると1565となり、政令指定都市の区を加えると1700を上回る。ということは、当初の目標だった全自治体数の10%超えは、達成されたことになる。
当然、反論の向きもあると思われる。それは数字のトリックであって、330になっていないから目標には届いていない。それが理屈である。
しかし、これから先は、そう簡単に増えないのではなかろうか。コミュニティFM局には1自治体1放送局という大前提(早期開局の中には例外あり)があり、主だったところはほぼ開局したと思われるからである。 自治体の総数が減少すれば、開局数も連れて伸びないのもまた理屈なのである。
また出力20Wでは、合併して広域化する自治体のエリアを、より広くカバーすることは困難になるからである。野々市町の面積は約1里四方より狭い13.56平方キロメートルなのだが、広域圏行政をとっているから生活基盤は広いのである。
こうした環境を少しでも改善し、コミュニティ放送に対するリスナーの接触の機会をすこしでも増やすためFM-N1では、インターネット・ラジオを開始したのです。インターネットだからといって、もちろん、大手のメディアから取り残された、情報発信の過疎地域ともいえる地域密着の情報発信を目指すことには変わりありません。
そして、あす8月1日(土)には、インターネット・ラジオとなってはじめて、地域の祭りである野々市じょんからまつりに合わせた特番「野々市5万人~今から夢が始まる」を放送します。小学校5,6年生全員に対するアンケート調査「新しい市の名前は何がいいか?」も盛り込まれています。
また、夢を実現させていく力は何か? 地域情報を発信しながらも全国に通用する内容になると思います。スタッフが一丸となって取り組む特番は午前11時から正午までの1時間と、午後2時から同6時までの4時間です。お楽しみに。















