絶景かな、絶景かな! 輪島の千枚田
FM-N1のホームページに今日(15日)から、新たな魅力が加わった。輪島市の千枚田のライブ・カメラ映像である。実は昨日の番組「永瀬喜子のきょうも元気で」(午前9時~)の中で、同市職員が電話出演し、千枚田の魅力をたっぷりと披露してくれた。もちろん、ライブ・カメラの話も出ていた。早速、リンクして、見られるようにしたのである。
実は、このカメラの存在自体は以前から知っていた。自宅のパソコンでは、サイマル放送用に設置してある金沢工大ライブラリー・センター(LC)のライブ・カメラと合わせて映し出しており、日本海に沈む夕陽が染める海の色、空の色を較べながら見ていると、二つのポイントが日本海を通じて結ばれていることが実感できる。朝夕にパソコンのスイッチを入れることが日課になっている。
番組に出演された職員の話によると、山間の千枚田、棚田はどこでも見られるが、海に雪崩れ込むように海岸際まで広がる棚田は珍しい、という。国の名勝にも指定されているというが、打ち寄せる日本海の波と稲穂はまさに絶景かな! である。
番組の中で、パーソナリティの永瀬さんも話していましたが、早稲の「能登ひかり」は、海岸の潮風を受けて育つと美味しいのだそうだ。私も能登暮らしの折、能登ひかりを稲架(いなはさ)で天日干ししたものが絶品と教えられた。その能登ひかりは既に刈り取られたが、他の稲は9月27日(日)に稲刈りが行われる。2組のカップルが千枚田で結婚式を挙げ、夫婦の共同作業として稲を刈り取りがスタート合図になるという。
この稲刈りには、ボランティアとしての参加が可能で、問い合わせは千枚田景勝保存会実行委員会事務局(同市観光課)Tel 0767-23-1146までとなっている。
実は、お盆の墓参りの後、七尾市から輪島へ向かい、千枚田ポッケト・パークから、小手をかざして眺めてきた。当たり前のことなのだが、カメラを通して見ていた風景と同じ絶景に感服したものだった。観光スポットお決まりのソフトクリームも味わった。
その時、目の前をトンビが輪をかいた。そうか、時々、カメラに映っていた鳥はこのトンビだったのか。ますます親しみがわいてきた。そういえば、金沢工大LCのカメラにも様々な鳥の姿が映し出される。急に野鳥が身近に思えてきた。
たまたま、石川県の地方紙にも同時期、千枚田の写真が載せられていた。その記事は「日本の原風景」と紹介していた。
しかし、どの時代を想起して原風景と言っているのか、戸惑いを覚えた。都市化されていない風景を指して原風景と言っているとすれば、東京感覚であって地元の感性ではないのではないか。歴史を深く理解したうえでの記述ができていないのかもしれない。
以前、岡山県の古代史通の方とメールを交換した時、「縄文時代の棚田はどんなものでしょうか」という質問を受けた。岡山は飛鳥より古い古代王国・吉備の地であり、弥生時代の先進地であったことからの発想であったと思われる。が、縄文時代の棚田耕作は、まだ時期尚早で考えづらい、と返信したことを思い出した。
本当に、一つの風景が様々な想いを巡らせるように、と迫ってくるはずです。皆さんも是非、カメラを通して叫んでください。
絶景かな! 絶景かな!















