私でよかったんですか?
2008年7月14日 17:52
「山口さん・・・講師して頂けますでしょうか?」
野々市町役場の職員からそんな依頼があったのは、先週の金曜日。
「こ、こ、講師ですか?」
洞爺湖サミットが終わったからと世界情勢やグローバル問題でも話せというのか、それとも昨今の教育問題か?と熱く語ろうと思った矢先、職員から一言。
「あの・・・体験談です」
「ほぇ?体験談ですか?・・・そんなお恥ずかしい」
そんな冗談はさておき、体験談というのは、今月26日から8月4日まで野々市町の姉妹都市ニュージーランド(NZ)のギズボーン市を訪れる中学生を対象に現地での生活体験について話してほしいというもの。こんな私ですが高校の青春時代は当地NZで過ごしていたこともあって、今回有難い話を頂いた訳です。
でも本当に私でよかったんですかね?
話しの内容は大丈夫、多分問題はないだろう…(多分)、と思ったが、問題は「伝え方」。
今回の相手は中学生です。
自分の中学時代を思い出してみる。ありがたーい方のお話を聞く機会があったとしても何故か、
「右から左へ聞き(受け)流す~♪」でちゃんと聞いた記憶がない・・・(あぁ先生、本当にすいません)
しかも今回の時間は昼食後1時からの1時間、完全にお昼寝タイムではないですか、ムムムどうするか。
などと色々小難しいことを考えた割には、「楽しく」+「生徒同士仲良くなる」+「眠らせない」を基本にシンプルなゲームをしながら進めることに決めた。
そして当日、あまり時間がない中で、色々「仕込み」をして、講師のお時間はやってきた訳です。
・・・で結果どうなったかと申しますと、これが意外や意外にも生徒のウケがいい!自分も驚いた 笑。
やはり分かり易いゲーム、そして常に体を動かしながら人と関わったところがよかったのでしょう。
「色々考えることが出来てよかったです。」という生徒からの感想もありましたが、
いやいや、こちらこそ勉強になりました。久しぶりに頭フル回転でしたよ。
あー今夜も知恵熱が出そうです。