国調人口が5万人超える 粟町長が野々市町新年互礼会で発表
2011年1月 4日 12:37
野々市町役場は1月4日から御用始め。役場併設施設の情報交流館カメリア2階にあるホール椿では新年互礼会が開かれました。
粟貴章町長は、挨拶の初めに昨年10月に行われた国勢調査にふれ、町が集計した国勢調査人口を発表しました。それは51894人。9月1日時点の推計人口51390人を500人以上上回りました。本来なら、この発表は2月の中間速報を受けて行う予定でしたが、「皆さんに一刻も早くお知らせしたいので総務省統計局に問い合わせたところ、石川県から総務省に報告されたあとなら問題ないとの返事でした。石川県から昨年末に報告されましたから、この場で胸を張って発表することができました。ただし、2月の中間速報値とは若干の違いはあるかもしれません」と経緯を話す粟町長です。
粟町長は国勢調査に関わった調査員や指導員、調査に協力した町民に感謝したあと、「名前にあるように、野々市は古くから市(いち)が立ってたくさんの人が集まる所でした。これからはヒト、モノはもちろん、情報、知識が集まる魅力ある5万人市を目指したい」と意気込みを語りました。
粟町長に続いて、西田治夫町議会議長があいさつし、懇親会に移ると、出席した約150人の人たちは、市制移行の最後の関門だった人口5万人以上が確定したことで、「よかった、よかった」「おめでとう」と祝福し合い、また、粟町長がメディア各社から囲まれて取材される場面も。
平成23年は野々市町にとって大きな節目の年であることを実感しました。