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「わんわんピース基金」みなさんの気持ちを一つにして被災地へ

2011年4月26日 19:41

wanwan.jpg写真に写っているのは、「わんわんピース基金」の募金箱です。昨日、今日と3つのお店に置いてあるものが、ここFM-N1に届けられました。                           

ドッグプールKL(金沢市粟崎町)、カフェレストラン樫(金沢市東原町)、㈱北陸グリーンサービス(金沢市南四十万)からの募金箱です。どれもずっしりと重く、入れて下さった方々の想いが伝わってくるようでした。

この「わんわんピース基金」は、自然災害などで被災したり、飼い主と別れなければならなくなった動物を支援するために、2001年に設立されました。発起人は、NPO法人石川県救助犬協会連合会会長、JFK公認審査員の松平博之さんです。きっかけは、北海道・有珠山噴火の時に義援金をおくったことです。現在、金沢市、野々市町をはじめ約40か所に募金箱が設置されており、FM-N1もこの活動を応援しています。その後、2007年の新潟県中越沖地震の際も、「わんわんピース基金」を送りました。

今回、東北地方太平洋沖地震で被災したのは人間だけではありません。伴侶動物である犬や猫など多くの動物たちも、住む場所や飼い主を失いました。先週、被災地である宮城県石巻市へ向かった松平さんのお話によると、現在、動物救済本部などに保護された動物たちの数は激増し、まだまだ支援が十分とは言えない状態です。今後その数はますます増えていくだろうとおっしゃっていました。

今回、この「わんわんピース基金」で集まった募金を被災地へ送るため、現在準備を進めています。これまでにアメリカのシカゴや、県外である東京都にお住まいのリスナーさんからも募金のご協力をいただきました。また、FM-N1ではスタッフがコーヒーを1杯飲む毎に50円ずつ缶に入れ、コツコツと貯めてきました。そのみなさんの気持ちを一つにして被災地へ届けたいと思っています。

「犬の幸せは、人の幸せ」これまで一緒に寄り添ってくれた動物たちが、これからも私たちと一緒に暮らしていけるよう、少しでも役立ててもらえればと考えています。