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ブルース好きな人達

2011年8月25日 13:46

「ブルースを聴くと言葉にできない衝動に駆られます。」スタッフの橋本くんが語る。

彼が担当している番組「野の風運ぶ相聞歌」では毎回自身が好きなブルース音楽を手厚くかけている。

金沢工業大学のPMCポピュラー・ミュージック・コレクションからも

ブルースのレコードを片っ端から集めています。

 今日放送の「ばすくれふの歌う社長」ではゲストの木村仁和さんが

フレディ・キングのセイム・オールド・ブルースを生歌で披露していた。

「飛田一男さんが聴いてたら、わしが弾くっていうだろうな。」との木村さんの言葉に時の流れを感じた。

 飛田一男さんが亡くなってからもうすぐ3年になる。

片山津出身でロック・バンドめんたんぴんのメンバーだった飛田さんは

夕焼け祭りの主宰者であり毎年コンサートをひらいていた。

木村充輝やつのだ☆ひろといった仲間は飛田さんの人柄を慕ってだろう、毎年手弁当で参加していた。

夕焼け祭りの特別協賛をしていたエヌワン局内にも飛田さんのファンは多い。

 3年前、ワタシが新人の時に飛田さんの訃報をニュース番組で伝えた。

哀しみより緊張で手が奮えていたのを今でも覚えている。

番組内ではめんたんぴんの‘始まる場所は’を追悼の意を込めてながした。

先日、エヌワンの番組にゲスト出演しためんたんぴんの佐々木忠平さんはオンエア後に

‘始まる場所は’を今でもよくライブでやってくれと言われると苦笑いしていた。

しかし今日、セイム・オールド・ブルースの前奏ギター音を耳にしたとき

飛田さんの追悼には他にふさわしい曲があったのではないかと頭をよぎった。

 スタッフの橋本くんはエヌワン入社前にプロのミュージシャンとして活動しており

飛田さんの誘いで2006年の夕焼け祭りに参加した経歴がある。

ブルース好きな彼なら何をかけただろう。

飛田一男さんが赤いSGを斜めにかついだ姿が思い起こされる。