遅くなった初詣
2012年1月23日 20:12
今年はじめの運だめし。
昨日、お年玉付き年賀の当選発表があり、今日から当選商品の引換が始まりました。
しかし年賀はがきを確認する前に、私にはやりたいことがありました。初詣です。
年始から体調を崩し、神社に足を運ぶことができませんでした。
その結果ずるずるとここまできてしまいましたが、ようやく昨日初詣に行きました。
そこで‘運だめし’とはちょっと違うかもしれませんが、今年を占うおみくじをひきました。
年始からの調子をみると「凶」でも出るかと思っていましたが、「中吉」でホッと胸を撫で下ろし、
ようやく新年を迎えられたようなスッキリとした気分になりました。
私が初詣に訪れたのは金沢市寺中町にある大野湊神社です。野々市市民がなぜそんな遠くに、という諸事情は置いといて神社に行く前の橋で、思わず車を停めました。
欄干に「みやのこしはし」と記されていたからです。
中世、白山から金石の港、つまり宮腰まで白山大道が通っていたと、昨年エヌワンの16周年特番「近つ野の市、遠つ野の市」で勉強しました。
野々市町新市名称検討委員会の委員であり、金沢城調査研究所 副所長の木越隆三さんにインタビューした際には、白山大道と北国街道が野々市で交差し、この北加賀の十字路に市が栄えていた、また重要な幹線道路で今の鶴来で盛んな酒造りから生まれた
加賀の菊酒などの物資が運ばれていたとお聞きしました。
この「みやのこしはし」という文字をみて、昨年末の特番がなんだか懐かしく思い
野々市の方角へシャッターをきったのでした。
今年はどんな学びがあるだろう。
年始から躓き、もうひとつ波にのれない感がありましたが
初詣を終えた今、気持ちも新たに放送に臨もうと決意をさせてくれました。初参りはやはり大切です。
おみくじは中吉だったものの、チカラをくれたし。
「仕事:やりなさい」
・・そんな一言も神のお告げか。