時間から もの想い

2012年1月24日 17:33

twitterのタイムラインを眺めていたら、

「わー!!ひさしぶりの長電話♪今日の記録：1時間13分」というつぶやきが。

 

ハッとしました。もしかして最近の子は長電話しないのか?!おおよその用件はメールでやり取りしているし、近況はSNSを見ていればわかるからわざわざ電話で話す必要がないということかもしれない。さらに長電話で検索してみると、20分で長電話というつぶやきも。おろおろ、そういえば長電話って何分くらいから長電話になるんでしょう。僕の感覚だと、職場では５分以上、プライベートでは1時間以上かな。

 

音楽で言えば曲の長さもそれぞれありますよね。おおよそ２分半から５分くらいの曲が多いのではないかと思います。これくらいがちょうどいいって多くの人が感じているということですかね。ところが最近だと、bonobos（ボノボ）というグループが12月7日に発売したアルバムには13分近い長さの「あなたは太陽」という曲もありましたし、3月21日にはLUNA SEAが約１２年ぶりにシングルを発売予定で、こちらは20分を超える大作と言われています。長尺の曲が増えてきているんですかね。想いを詰め込んでいくと長くなってきて、どうしても２分半から５分くらいには収まりきらないってことでしょうか。本人達にいきさつを聞いてみたいです。

 

反対に短い曲だと、例えば頭脳警察のアルバムに14秒の楽曲がある、と先日桑原さんに教えてもらいました。局内でも「14秒は"曲"と呼ぶのか?!」という声もありましたが、これまた確かに何秒からなら曲と呼んでいいのかなぁとしばらく考えこみました。例えば僕の場合は、音楽プレイヤーについている1曲リピートの機能を使って10回以上その曲を繰り返し聴いていられれば曲と呼んでいいかな～という答えにいきついたのですが、みなさんはどうですか？あ、1曲リピート機能を使わないから僕の感覚がよくわからないって人も多かったりして、、、。

 

でも曲の長さも電話している時間の長さも、”長さ”は一つの物差しで、内容の充実具合を後から測った結果なんですよね。だからLUNA SEAの新曲の20分が長いかどうかはやっぱり聴いてみないとわからないですね。

 

FM-N1の番組は30分か1時間の番組がほとんどだけど、番組もリスナーさんにとって長いか短いかは内容次第ってことか～とひとりごちる。するともしかすると、内容が面白ければ、時間にとらわれずに放送を延長するようなことができれば面白いかもしれない。もしや、それができるのがUstreamなのではないか？？なんてなことを考えた夜でした。