おはな食堂へカモン!
2013年12月10日 22:29
先週末、野々市市内のスーパーで木野さんにバッタリ!木野さんとはエヌワンの番組【KIT大家さんは見守り隊】でコスモスチームのリーダーをつとめる木野ミチヨさんです。「中村さん、今度おはな食堂見に来てよ!火曜のお昼からはスケジュール空いてるでしょ?」となぜかボクの生放送の予定も把握されており、いそいそと今日の午後出向いたのでありました。木野さんは金沢工大の指定学生寮・アパート3棟を管理する大家さんです。今日はそのアパートのひとつ『サパン木野』を拝見させて頂きました。サパン木野は金沢工大生、金沢高専生合わせ約20名が入居しています。特に金沢高専生は中学を卒業したばかりの子が入居しているため、木野さんはアパートの2室を『おはな食堂』としてリノベーションし、学生が集えるコミュニティルームとして提供しているのです。リノベーションとは、時代の変化と共に、建物(アパート)の機能・性能を向上させると共に、建築物の商品価値を向上させる取り組みを指します。金沢工業大学では特色ある産学連携、地域連携教育研究プロジェクトの一端として、大学周辺の大学指定寮を学生達の「住育」環境と捉え、環境・建築学部 宮下智裕 准教授と、建築士事務所、また生活者である学生たちが自らの住環境について考え、リサーチをし、学生アパートの既成概念を問い直し、デザイン、空間、建物の完成までのプロセスを実践する「Re-Design Apatment Project(RDAプロジェクト)」を推進しています。難しい話はさておいて『おはな食堂』には夕方になると木野おばちゃんが作る食事を楽しみに学生たちが集ってきます。そして文字通り会話に花が咲き、学生同士のコミュニケーションを促しながら、木野おばちゃんも学生を見守っているのです。「学生同士が集まると、いろんな会話もできるし、より学校生活も楽しくなるでしょ。なにより学生をひとりぼっちにさせたくないの。」と語る木野おばちゃんは、まさしく‘大家さんは見守り隊’でした。全国住みよさ2位の野々市市で、さらに住みよい学生の住環境を考える木野おばちゃん。木野利く・・失礼、気の利く大家さんはこんなボクにまでお土産まで持たせてくれました。
おみやげは・・内緒です。