柿くへば 風邪治るなり あすなろ保育園
2012年11月 8日 18:27
【柿が赤くなると医者が青くなる】なんてことわざがありますが、
柿が赤くなる前に、私は熱で顔を赤くし、風邪をこじらせ喉枯れをしてしまいました。
収録不向きな声ならばと、今日は野々市市の広報番組<ホームタウン野々市>の出演者との
打合せ日にしました。向かったのは野々市市御経塚のあすなろ保育園です。
来週11月13日(火)に番組出演の中村すみ代園長とひととおり話が済んだところで、
「せっかくやし柿の木見てってよ。」と園長がおっしゃいました。
打合せの中で、柿の実が成り、園児と一緒に食べてると聞いていたので私も興味がありました。
あすなろ保育園の西側にまわると立派な柿の木が。
園児や保育士の先生が背伸びして獲れるところはすっかりきれいで、
実が成っているのは3m以上の高さのところだけ。
「こりゃ、背伸びしても届きませんね。」と私がいうと
園長は足早に事務所にもどり、高枝切りバサミを持ってもう一度柿の木の下に。
「これ、あすなろ特製カキマシーン!」と笑顔でハサミを私に手渡したのでした。
「私!?ですか・・」 「どうぞ!」という会話ひとつで、
特製カキマシーンのグリップを握り、3m程の高さの所の実を獲ろうとするもこれがなかなか難しい。
切れ味というよりグリップを握ってもそもそもハサミの歯がひらかない・・。
園の裏手にあるあすなろ団地の方々は‘あのスーツ着たサラリーマンはいったい何をしとるんだ’
と訝しげに思っていたことでしょう。
中腰となりいったん手でハサミをひらくと、グリップを握り直し高枝切りバサミで、柿の枝をポキッ!
ハサミの不具合もなんのその!
園長の勇ましい姿をなんとかカメラにおさめたいと私は上着のポケットからiPhoneを取り出しました。
しかしiPhoneの電源が入らない・・あれっと思ってる間に、私の手は柿でいっぱいになり、FM-N1へのお土産として頂いたのでした。あすなろ保育園の皆さま、ありがとうございました。そしてごちそうさまでした。
局にもどり甘い柿を食べてると、喉の調子がだいぶ良くなっていることに気付きました。柿を獲ろうと汗をかいたのがよかったのかな・・
そんなことを考えながらiPhoneに目をやると、メール受信してるじゃない、動いてるじゃないの!
飼い主に似るとはよくいったものだな・・オマエも旨い柿で元気になったか。