野々市町なんでも百景コンテスト

「町内の歴史ある場所、珍しい風景、好きな場所などを写真に撮ってお送りください」と呼びかけている「野々市なんでも百景コンテスト」。
インターネットの地域ポータルサイト「ののいちタウン情報局」をステージとして、リアルタイムに応募作品が紹介される新しい形のコンテストです。第1回では、約1ケ月の応募期間に126点もの応募があり、そのうち16点を「野々市の魅力で賞」として発表しました。
第2回は、昨年末から9月30日までのロングランのコンテストとして実施しており、途中3回の中間評価を行っていきます。

1月31日までに応募のあった77点を1次評価対象作品として、前回同様「第一印象が良いか」「野々市の魅力としてふさわしいか」「オリジナリティを感じるか」などの項目を基準として、「魅力賞」1点、「話題賞」3点、「応援賞」5点の9作品を選定しました。

2次評価作品を募集中!

次回2次評価の締切は4月30日(水)です。みなさんの作品をお待ちしています。※最終締切:9月30日(火)

商業集積地と太古の住まい

商業集積地と太古の住まい

かずま

評

縄文時代晩期の御経塚遺跡は加賀北部では最古の拠点的遺跡である。親村的性格があり、周辺の縄文遺跡へと広がっていった。当時では最大の人口密集地帯で、文化の中心地であった。現在も商業集積地の代名詞ともなっている。その施設を敢えて、構図の中に取り入れて、5700年の時の流れを1枚の写真の中に閉じ込めたのは見事である。

先客

先客

kazume

評

末松廃寺の礎石に氷が張っている。前回作品に「お抹茶いっぷく」というのがあった。今後も四季の風情が楽しめそうだ。この礎石は、「神様の石」とも呼ばれている。氷は宝物の鏡でもあろうか。礎石の向こうに足跡が一筋。地元の人が散策したものだろう。雪景色が図らずも、廃寺に寄せる地元の愛着を証拠として残してしまった。

新春 はしご登り!!

新春 はしご登り!!

Nonoichi

評

役場庁舎も百景の主要な題材の一つである。作品中央に特徴的な外壁の臙脂色が配されている。建物の全体像が無くとも、何の説明も要らない。冬の点描として雪景色を狙った作品もあったが、冬の中でも時期を限定した新春風景としてはしご登りを狙ったのがお手柄。人物はうるさくなりがちだが、町勢の躍動感を表している。

中央公園白山眺望

中央公園白山眺望

自然好男

評

百景の対象としては標高2702mの白山の姿は欠くことができない。今回も山容だけなら他にも優秀な作品があった。しかし、中央公園からの眺望というのは意表を突かれた。平坦と言われる野々市町の中の築山で最も高いのが中央公園の6.5mである。白山に負けず劣らずの高さを感じさせているのが良い。

毛勝川

毛勝川

fhs00419

評

古代から発展してきた野々市の礎となった用水の一つである。最近は治水のため護岸がされているが、改めて、川を覗き込むのもいい。マンションより、右手の黄葉の木の方に少し重点を置いても良かったのではないだろうか。

今年もあとわずか

今年もあとわずか

fhs00419

評

木の種類は分からないが、文化会館フォルテを圧して、青空の中に伸びている。葉をまとって装うより、本質を感じさせる。一度は葉を落とし、更に樹勢を増していく。明日の野々市が見えるようである。盛夏の頃にも仰ぎ見たい。

平成19年、遅れた紅葉

平成19年、遅れた紅葉

FUMI

評

紅葉した並木も多かった。この作品の良さは、道路脇の「野々市町」の標識である。撮影地点は金沢市である。境界線上の風景は、隣の自治体から見える野々市の姿、象徴とも言える。もっと名所があるに違いない。

広大な自然

広大な自然

kazucr

評

緑の田園と青い空が好対照である。撮影場所が菅原小学校近くであるが、市街地と思われているだけに意外性を覚えた。知られざるスポットであろう。しかし、もう少し、野々市らしさを感じさせるものが欲しかった。

夕日の先にある未来

夕日の先にある未来

まるりん

評

何の変哲もない夕日である。が、コメントに惹(ひ)かれた。大阪から知らない土地に嫁いできた、という。不安さの中で、夕日に希望を見た。5万人都市になるとは、こういうことか。「ALWAYS 野々市町の夕日」である。

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