第2回野々市なんでも百景コンテスト

 野々市町内の歴史やユニークなスポットなどを撮影し、ポータルサイトへ投稿してもらう「第2回野々市なんでも百景コンテスト」。この2次評価を実施し、優秀作を選出しました。今回は87作品の応募があり、また今回のみ特別に設定した「野々市の桜」部門へは91作品の応募がありました。
 次回の評価、第3次評価を現在、受付中です。今回の締切は7月31日。あなたも「野々市の魅力」を撮影し、この紙面を飾りましょう。

*応募方法などコンテストの詳しい情報は、「ののいちタウン情報局(http://www.e-camellia.jp/)」でご案内しています

魅力賞「北国街道の椿」

北国街道の椿

kazume

評

北国街道沿いの交差点脇で身を乗りだすように咲く椿は野々市の町花である。この街道は、奥に見えるつばき大通りと交差し、「北国街道」の標柱も立っている。写真に写っているのは一輪だけだが、本町一帯の風情を一身に背負っているようである。

話題賞「冬の本町通り」

冬の本町通り

Nonoichi

評

喜多記念館前の北国街道である。雨上がりの一瞬のシャッター・チャンスを逃さなかった。雨に濡れた路面と青空の対比が印象的である。構図的に小さくまとめた喜多家のたたずまいが落ち着きをみせている。空に伸びた二本の大樹が印象的である。

話題賞「のっティ、白山を背に雪道を走る」

のっティ、白山を背に雪道を走る

ノリ2

評

よくあるような冬の白山である。が、手前の道路を走るのっティが新鮮さを与えてくれる。両者とも野々市町を代表するモチーフであるものの、狙いすましたアングルであろう。町民の足となって健気に走るのっティに「頑張れよ」と白山が声を掛けている。

話題賞「夕映え」

夕映え

宮波 正行

評

雪の積もった土手の間を、黄金色に輝く用水が流れていく。水面の漣が相好を崩しているようである。冬のモノクロの世界を割って走る用水は、古代から手取川扇状地にもたらした豊穣の恵みを「のゝ市人」に、ことしも約束しているようである。

応援賞「雪とビルとツバキ」

雪とビルとツバキ

ノリ1

評

高橋川のたもとにある「せせらぎ公園」の椿である。枝に積もった雪から顔をのぞかせているのが可憐さを引き立てている。バックに見えるのは金沢工業大学のライブラリーセンターであるが、もう少し周辺の公園を入れてほしかった。

応援賞「冬の中央公園」

冬の中央公園

Nonoichi

評

これまで応募のあった中央公園の作品の中でも秀逸ではなかろうか。池には薄氷が張っているみたいである。若い人たちの街、石川県の中でも活気にあふれる町、として知られているが、できるものなら水墨画として一幅の掛け軸にしてみたい。

応援賞「からし菜満開」

からし菜満開

宮波 正行

評

いっぱいに広がるからし菜の黄色に、ハっとさせられる。知られざる風景を教えられた気分である。ただ、撮影場所から察すると、周囲には商業ゾーンが広がっていると思われる。反対方向からレンズを向けた方が、野々市町らしかったのではないだろうか。

応援賞「冬の高橋川」

冬の高橋川

Nonoichi

評

なんでも百景コンテストではもはや、定番になりつつある高橋川のポイントである。桜の名所として有名であるが、雪に彩られた表情もまた、いい。四季を通して見てみたいポイントである。桜に勝る風景があるかもしれない。

応援賞「田園都市の街角」

田園都市の街角

H.H

評

野々市町役場前の交差点である。これまで庁舎の方にだけ目が向いていたが、背中にはこんな素晴らしい光景が広がっていたのである。商業集積が急テンポに進むが、青空と路面を広く配したのが利いている。電線もなく、異国の景色のようである。

野々市なんでも百景コンテスト

2次評価 特別部門 「野々市の桜」部門 入選作品

 「第2回野々市なんでも百景コンテスト」の特別部門として実施した「野々市の桜」部門に、91 作品の応募がありました。審査の結果、太平治さんの作品「満開」が優秀作品に選ばれました。

 なお、他8点の入選作品や応募作品は、ののいちタウン情報局と、下記の作品展でご覧ください。

□ 野々市なんでも百景 ~野々市の桜~
□ 平成20 年6月7日(土)~6月29 日(日)
□ 情報交流館カメリア 3階 ギャラリー

桜の魅力賞「満開」

満開

太平治

評

シルエットで切り取られたアーチ状の天井がフレームの役割を果たしていてステキです。額縁の効果満点で桜が引き立って見えます。

桜の話題賞 入選(3作品)

「桜の向こう側には…」 Nonoichi
「桜の木の下で」 知咲
「御経塚馬場川沿いの桜」 カントク

桜の応援賞 入選者(5作品)

「街灯に映える!」 Nmaehata
「さくら公園にて…」 Nonoichi
「花冷え」 Nmaehata
「桜色の場所」 知咲
「桜のじゅうたん踏んでみませんか」 after-five

PAGETOPのっティ新聞HOME > のっティ新聞 Vol.9 > 野々市なんでも百景コンテスト
株式会社中島商店