はばたけ!のゝ市人

~野々市町から全国へ、世界へ~

「のゝ市人」とは、15世紀末、京都から聖護院道興という高名な修験僧がこの地を訪れた際に、詠んだ歌に記された言葉です。加賀百万石の城下町・金沢が成立する100年も前に、野々市町には多くの人が住み、栄えたことが歌と日記に記されています。

 5万人単独市の達成が間近な野々市町。この町のさまざまな分野で活躍する「のゝ市人」を、FM-N1の野々市町広報番組「マイタウンののいち土曜版」(土曜朝11時~正午放送)で紹介しています。5月から7月にかけて放送した方々を紙面で再録します。

坂本 善昭さん

NPO法人・石川県茅葺き文化研究会
専務理事 坂本 善昭さん

(野々市町粟田3丁目、64歳)

金沢市の中心部から野々市町粟田に移り住んで30年。タウン誌の編集長を18年間務め、現在は石川県茅葺き文化研究会など、町おこしプロデューサーとして活動。FM-N1「生活いち番シャトル便」パーソナリティ、金沢職人大学校専門員ほか多彩な活躍ぶりです。

福井 定雄さん

保護司(金沢保護観察所白山石川保護区)
福井 定雄さん

(野々市町本町4丁目、75歳)

友人から頼まれて、福井定雄さんは25年前から野々市町で保護司として活動して来ました。この功績が認められ、今年、藍綬褒章を受章。「社会復帰の支援をしていた人が再び罪を犯すと本当につらい」と話し、誠実な人柄がにじみ出ます。

平川 典生さん

野々市明倫高校 ソフトボール部監督
平川 典生さん(野々市町下林3丁目)

部員・吉田 朋矢さん(3年生)
部員・朝井 康太さん(3年生)

野々市明倫高校ソフトボール部は、国体優勝に貢献した名門チーム。部を指導する平川典生監督も石川県の代表選手でした。3年生の吉田朋矢・朝井康太さんは共に中学校からソフトボールを始め、明倫ソフト部に入部。平川監督のもと、これまで全国大会に5回出場しました。

加藤 静江さん

野々市じょんから節保存会
加藤 静江さん

(野々市町本町2丁目)

約40年前に野々市町に嫁いだことをきっかけに、じょんから踊りの魅力に取りつかれました。「最初はそれほど感じなかったけど、こんなに楽しい踊りはない」と、“じょんから伝道師”として町内外の人たちに、踊りの魅力を伝えています。

西川 洋子さん

人形劇団 「くるりんぱ」
西川 洋子さん

(金沢市押野1丁目)

人形劇団「くるりんぱ」の活動などを通して、20年ほど前から野々市町の民話の広報普及に努めています。以前は、野々市町立保育園の園長でした。この経験を生かして、子どもたちにも分かりやすい、迫力ある話し方が人気です。

中島 治人さん

野々市町美術文化協会
理事 中島 治人さん

(野々市町太平寺1丁目、60歳)

金沢工業大学職員の傍ら、アマチュア写真家として活躍。昨年、今年と二科展に連続入選しました。石川県現代美術展にも20年連続で入選。父親は、旧・富奥村村長、野々市町町長を務めた中島榮治さんです。FM-N1のラジオ・パーソナリティとしても活躍しています。

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