地元の社会人バンドMJOが大活躍
今年は若い人の参加が目立ち、第1回から講師として参加している井上智さん(ギター)は「若い人を育成することは大変意義があり、ここまで続けてきて本当に良かった。すごいことだ」と喜び、感無量の表情でした。 初日のワークショップ&クリニックには昨年とほぼ同じ350人が参加。井上智さんをはじめ、ダニー・ミクソンさん(ピアノ)、ジャック・ジェファーズさん(トロンボーン)、ライル・アトキンソンさん(ベース)といった錚々たるジャズ・メンから手ほどきを受けました。もちろん、地元が誇る社会人ビックバンド「ムーンライト・ジャズ・オーケストラ(MJO)」も最高の演奏をコンサートで披露したほか、講師の通訳を務めるなど2日間、大活躍しました。
「町を代表するイベントに」と粟町長
このワークショップ&クリニックは、以前、講師として訪れた秋吉敏子さんが「日本には見られない素晴らしい試み」と絶賛するほど貴重なジャズ・イベントになりました。
粟貴章野々市町長は、2日間のビッグ・アップルで、各クリニックをこまめに回り、コンサート終盤で壇上に上がり、観客に拍手を求めてどこから来たのかを確認。すると、県外の来場者から大きな拍手が沸きました。その熱気と盛況ぶりに接した粟町長は、「講師の方はもちろん、参加者、入場者の皆さんが楽しんでいました。これからも野々市町にビッグ・アップルありき、とさらに周知されるように続けていきたい」と、取材インタビューに答えていました。